服好きな大学生の僕の手記。

ガチ恋という言葉ってきもいですよね、本気(ガチ)じゃないものは恋と呼ばないので(近況の日記)

2月23日

学生時代にまともに恋愛をしてこなかった人間たちは、生涯学生時代の恋愛を夢見ながら生きていく。これは一般的に認知されている事だと思いますが、実際自分が大人になってみて、青春をいつまでも夢見ている人間というのは思っているよりずっと少ないという事実がわかってきました。

今季の『ウマ娘』というアニメで「夢は形を変えていく」というセリフがあるのですが、実際制服で放課後デートをするとか、学校をサボって海を見に行く。みたいな絶対に叶える事のできない幻想を抱くより、仕事に精を出したり、健康のために運動をしたり、趣味に時間を費やした方が効率的だし、器用な生き方だと思います。

”青春”は本来大人が見る夢ではないのです。僕は社会に出たこともないカスなので社会というものをあまり理解していないのですが、社会的に正しい生き方にとって、特に気分転換になるわけでもない、悩みの種としての青春なんて不純物でしかありません。

しかし、人間というのは誰しもがそういう濁りをもっているものでしょう。特にこんな辺境のブログを読んでいるきみが一切の濁りのない清廉潔白な人間であるはずがありません。そうなんでしょう?僕にはわかります。

こんなものは夢ではありません、こんなものに夢なんて名づけるのは傲慢です。海堂直也の言葉を借りるなら、これは”呪い”ですね。僕たちは全員呪われています。

「俺に言わせればな、夢ってのは呪いと同じなんだ。呪いを解くには、夢を叶えなきゃいけない。
……でも、途中で挫折した人間はずっと呪われたままなんだ」 

 

まぁ、なぜこんな事を突然語りだしたかというと高校生バイトの子にオススメされた『五等分の花嫁』を読んで青春への憧れが突然爆発したからなんですけどね。『五等分の花嫁』の唯一の欠点は、永久に物語が続かない事です。ちなみに僕の一番好きなシーンは「才能がない私を応援してくれる人がいるんです」のとこ。

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『近況』

最近は何をしているかという事が残したくて書き始めた日記でしたわ。

僕はVtuber月ノ美兎氏が配信で「最近新しいことに挑戦しなくなってて、それがやばいなと思って…」と言っていた事がとても好きで、普通に感心したんですよね。素敵な考え方だなぁって。

まぁその配信がきっかけだったわけでもないんですけど、実は12月~1月の一ヵ月間マッチングアプリに勤しんでいました。ひぃ………オタクを自称している癖に、俗っぽいアプリで遊んですみません。別に隠す事でもないんですけど、見たことある地元の同級生が普通にいて、地元でマッチングアプリをやる時点で全員強メンタル確定ガチャなのが面白かったです。

そしてまさかの家が徒歩10分圏内、通っているスーパーも同じな女の子と知り合いまして、半月か週に一回程度遊んでいるんですけど、初めて会った時から毎回、哲学やオカルト、スピリチュアルな話しかしていないのが、客観的にめちゃくちゃ重い奴らだなと気に入っています。

バレンタインにお菓子を交換しようという事になり、世界で1番ポップなお菓子、マカロンを提案すると、ピスタチオ味の緑とベージュの中間のような色のマカロンを要望され、「マカロンにもこんな陰気な色あるんだ…」と思いました。

 

アプリ版限定ではありますが麻雀を覚えました。大学生と言えばアルコールと麻雀なので、ルールを覚えたことが嬉しいです。

それまでロックマンエグゼモンスターハンターでしか他人とコミュニケーションをとれなかったのでこれは大きな進歩です。バイト先の一人暮らししている先輩の家に入り浸って麻雀をしたい。いずれプロになって、世界大会の決勝で役満したい。気づきましたか?文章が適当になってきていることに。
時間を潰すという事が目的なら麻雀は史上最高のゲームです。瞬きしている瞬間に5時間とか経過してたりする。人生は暇つぶしするにはあまりにも長すぎるという人がいるなら、今すぐ始めるべき。こう書くと麻雀を悪く言っているみたいに感じるのは、僕の性格が歪みきっているからなのでしょうか。

 

「最近、夢に出てくる同級生が東海オンエアとかになってしまう」

と友達が言っていました。それが衝撃でした。これは本当にまずいことだと思います。

僕は良くも悪くも”友達”に依存して生きてきました。中学では深夜徘徊して花火をして遊び、高校ではバンドを組んだりペンションに泊まったり、大学生になっても東京に住んでも、いつだって友達がいました。

これといった特技もない僕でも何とか生きてこれたのは、どんな場所でも友達がいてくれたからというのが大きいし、性格が歪んでいる割に友人関係は恵まれていたと心から思います。

このご時世なので、あまり外に出れないのは仕方のない所もあるんですけど、友達との新しい思い出ができない。自分たちが駆け抜けてきた道が、虫メガネやゆめまるに上書きされてしまうんですよ?その一言に、突然謎の危機感と焦燥感に襲われてしまいました。

まぁ友達とデュエルマスターズしてたらその不安も見事に消えてしまったんですが…