この季節になると、道を歩いていてラブホテルを見つけたとウキウキしていたらイルミネーション付けた民家だってことよくありますよね。僕のことを勘違いさせていったい何がしたいっていうんだ…
さて歳をとるとだんだんとアニメを見ることが億劫になってくると一般的に言われていますが、逆にアニメ自体は毎シーズンどんどん数が増えていっています。なので時代に取り残されて誰かと共感しやすい話題のアニメばっか見ちゃいますよね。しかし、そんなのはダサい。クソダサい。
「眠てえこと言うなよ、ここが俺達の戦場だ。戦場で手え抜く馬鹿がいるか」
とハンチョーも言っていました。結局この人の名前最後までわかんなかったな。まぁそんなことはどうでもいいんです。つまり俺らオタクにとって戦場がどこかはもうわかるな?
※例のごとく、アニメは基本的に全部おもしろいというスタンスで観ているので、この記事には特に批評やレビューといった意図はありません。独断と偏見で塗り固められた感想です。
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rhyme Anima
「これだけのマイクがあれば、人質がどうなるか分かるよなぁ」
OPの6時15分のポーズがあまりにも面白すぎる。
ヒプノシスマイクの世界観はノリが命なのでいろいろ細かいことをつっこんだらだめだという事はわかるんですけど、あまりにも勢いで話が進んでいくので原作を知らない人はこれどう思いながらみてるんだろうか。等と思っていました。
主人公ポジションがいなかったので、視聴者がうまく世界観に入り込めないというのもあるけど、そこはキャラクター間やdivisionであまり優遇、不遇をつけたくなかったという意図があったんだと思います。
基本的にアニメ化に伴って、麻天狼が優しくなったり、重めの設定が無くなったり、各所への配慮をしっかりした結果、鬱展開が好きな僕みたいなオタクには少しだけ物足りなかったと思いました。そう感じた人他にもいたんじゃないかな、そういうのが好きな人はCDや漫画見てねって事だろう。
ただファンからしてみれば、自分の推し達が動いて、話しているだけでも感動もの。特にdivisionごとにある日常的なやりとりはマンガや音源ではめったにない貴重なシーンなので、見ているだけで自然と笑顔になってしまいます。男の子の友情って、なんか良いな。
個人的に好きな話は第10話です。
二面性のある乱数が中央区の言いなりにならず、pooseの2人と楽しみありのままの自分で死ぬことを決意した回『Today is a good day to die.』ですね。二面性がある人間は性格の悪いほうが‘‘真実の顔‘‘とは限りませんもんね。乱数ホント好き。サブタイトルまで完璧だぜ!
『くまクマ熊ベアー』
癒し枠1 謎の一話。
いわゆる異世界転生です。主人公のユナは現実世界では高校生にして株で成功している反面、家族とも仲悪そうだし、学校に行かない引きこもりです。
そういう現実がうまくいっていないユナが、異世界で新しい自分の居場所を見つけるストーリーです、良いですよね。現実逃避が大好きなオタクには刺さりまくります。めんどくさがりで、ひねくれているけど、お人好しで、チートでかわいい。まさになろう系主人公だって感じだ。
登場人物は基本的に全員良い人なんですが、作中でユナのことを「クマの着ぐるみを着た女の子」ではなく完全に「クマそのもの」だと認識している世界観がやたら怖くてウケます。
くまクマ熊ベアーには、ユナが異世界で最初に出会った女の子で、メインヒロインのフィナがいるわけですが、この2人の関係性や心情が割と丁寧に描写されていたのも良かったです。
「それに、ユナお姉ちゃんはどこに行っても人気者ですから…」
とか言ってるフィナが可愛いです。
(お姫様でもなければ、おいしいご飯も作れない。私にはユナお姉ちゃんが討伐した魔物の解体しかない)とフィナは悩むのですが、ユナにとってそんなの関係ないんですよね。
「私は、フィナがいいんだ。」と彼女はフィナの手を取るんですね。
惰性によって、飄々と生きていたユナが初めて見つけた執着が、フィナなんですよね。僕は今、泣いています。わかりますか?これが二人の出した________
”答え” な ん で す よ ね。
ちなみにエンディングが可愛くて好き
『いわかける!』
「ハンギングレッグレイズ 始めっ!!!」
これは今季アニメでも語感的に割と上位で好きなセリフです。なお今季アニメでも割と上位で好きなセリフというのは嘘です。
明らかに一部奇異なオタク達のフェチズムを刺激しにいった絵柄と、意外性のある王道的なスポコンが魅力的でした。
主人公と同じ学校に通う上原隼(うえはら じゅん)が生真面目で誰よりもクライミングへの愛が強いゆえに、他人にきつく当たってしまうところは完全にスラムダンクの赤木状態で面白かったです。お前とクライミングやるの 息苦しいよ
部長が高校女子界において『クライミング三姫』と呼ばれていたり、”リードの姫君”という二つ名を持っていたり、その3人よりさらに上の実力を持った、国令館高校1年生にして高校生最強、世界トップクラスの実力を持つ『クライミング・プリンセス』来栖 アンネ(くるす アンネ)がいたりと、王道的なワクワク感があり、熱い展開が多かったです。くるくるすー。
小学生たちが『いわかける!』最強議論をしていてもなんらおかしくありません。
『アサルトリリィBOUQUET』
「ソメイヨシノが花を咲かせるには、冬の寒さが必要なの。」
元々はドールとしてスタートしたみたいですが、ノベライズ、舞台とメディアミックス化していきアニメ化したようですね。
いわゆる百合作品です。
可愛い女の子がゴツイ武器をもって人類の敵と戦うといういかにもオタクが好きそうな作品。
まず、OPの「Sacredworld」が良すぎる。個人的に今季アニメの中でもトップ3に入るぐらいにはお気に入りです。正にアニソンって感じのシンセサウンドの曲って最近あんまりないですよね。何となく平成って感じ、こういうのでいいんだよこういうので※1
これをきっかけにRASの曲をいっぱい聴きました、バンドリのアニメも見なきゃ。
キャラクターがハンターハンター暗黒大陸編※2ぐらい多いので、覚えるのが大変かと思いきや、毎回キャラが登場したときに、やたらお洒落な演出で名前が表示されるので思ったより簡単に覚えられます。(このシステム他のアニメにも導入してくれ)
ちなみに僕はミリアム・ヒルデガルド・V・グロピウスちゃんが好きすぎて毎回この子が登場したときに、そのシーンをキャプチャして友達に画像を送っていたら友達からのLineの返信が露骨に遅くなりました。
※1漫画「孤独のグルメ」第12話より
※2ジャンプ史上一番登場するキャラクターが多い話らしい。頼むから僕が死ぬまでに完結してくれ。
「人の死の最も残酷な事は、その人にまつわる一切のものが断ち切られてしまう事よ。その想いも願いもあらゆる感情も、永遠に宙に浮いたまま時を止めてしまう。残されたものはその事にただ、戸惑う事しかできない。たとえ幽霊であっても、本人とまた気持ちを交わす事ができるならそれは救いと言えるかもしれないわね。」
「不思議だと思わないか?こんなに咲き誇っていてもソメイヨシノが実をつけることは無い。人の手を借りなければ増えることの無いこの桜も、この辺りにはもうこれだけだ。僕は、ヒュージはこの桜の木に似ているのと思うんだ。マギによって作られ、生まれた瞬間から、何も食べず何も産まず、ただ戦って死ぬ為だけにある。だったらリリィはどうかな? リリィもまたマギによってヒュージ化した人の姿だ。ただ、リリィは迷いや弱さを抱えたまま戦う。人を超える力を持つ事への恐れや、それが、命をかけて守る価値のあるものだろうかという問いを抱えたまま。この違いはなんだろう?」
こういう感じのエモいポエムをリリィ達がガンガン言います。
百合作品特有の、思春期の女の子が抱える弱さや脆さそして儚さを、美麗な映像とシャフトの演出で楽しめて僕は嬉しいです。ストーリーもうまくまとまっていて、キャラクターの完成度も高く、最後まで毎週楽しんで見れました。
最近アプリゲームも始まったみたいなので、アニメを見て気になった方は古参になれるチャンスです。僕は小学生のころにソシャゲをやると死ぬ呪いにかかったのでやりませんが。
『まえせつ!』
キャラクターは可愛い。(キャラデザはらき☆すたの美水かがみ氏)
吉本興業が関わっているお笑い芸人のアニメなんですが、マジで共感性羞恥が半端ないです。
僕は宗教上の理由でアニメを途中で切るというような自由がないので
「あぁ、今日まえせつ観ねぇといけねぇじゃん、気合入れるか…」
と自分に喝いれて観ていました。
普段大人しい僕の友人も
「勢いでどうにかなるレベルのすべり具合じゃねぇよ。女性声優がすべっているのを見て興奮する変態が観るアニメ」
と酷評していました。そんな………
どこの感想をみてもクソアニメと評価されていますが、漫才以外、特に後半のシナリオは良かったです。漫才も終盤は多少良くなってきていたと思います。たぶん、知りませんが。
そしてまさか10話での車の運転トラブルが、NONSTYLE※3登場の伏線だったとは思いませんでしたね。登場したキャラがNONSTYLEに全く似ていなかった事が悔やまれます。どうみてもエッチな同人誌で奥さん寝取っている人でした。
余談ですがEDが可愛いです。本編でどれだけすべっていても、EDを見ると何もかも許してしまう求心力がありました。
※3ツッコミの方の運転でのトラブルはあまりにも有名
『ご注文はうさぎですか? BLOOM』
癒し枠2
ある科学者の研究によると、ラビットハウスでの日常を守り続けることで世界から争いは無くなるみたいです。
キービジュから伝わってくる綺麗な作画と、安定感のあるシナリオ。信頼できる声優。これはもう神アニメ確定演出です。
毎週のようにごちうさ→虹ヶ咲が放送され幸せを提供されてきたオタク達が、それでも少しずつ毎日が変化していくように、最終回が近づくにつれこの連続してきた日常が終わるのを予感して嘆いていたのが面白かったです。
『ご注文はうさぎですか? BLOOM』
— TVアニメ『ご注文はうさぎですか?』 (@usagi_anime) 2020年12月26日
第12羽エンドカードは、原作者のKoi先生からご提供いただきました。
みなさまのご来店ありがとうございました!!! #gochiusa pic.twitter.com/fVsZU6s6tw
最終回のKoi先生のエンドカードから何となく伝わるみんなの成長が嬉しいようでどこかさみしいね。ごちうさに関してはもはや僕が語れることなんてあまりないような気がします。日常系があまり見れないという人は、ごちうさから見てみるのはどうでしょうか。
『無能なナナ』
ナナしゃん…
これからの展開がめっちゃ気になるアニメ。
このキービジュアルよく見たらちゃんと猫まで描かれているんですね^^
ナナしゃんがヒロインになったり、黒幕になったり、主人公になったりと話が二転三転して面白かったです。オタクではない人におすすめのアニメを聞かれたらとりあえず無能なナナか呪術廻戦って言ってました。それくらい分かりやすく王道に楽しめるアニメなのではないでしょうか。
ミチルちゃんにおもわず気を許してしまうナナしゃん、萌えだぜ。
『呪術廻戦』
ジャンプアニメキッズのワイ歓喜。
「五条悟は 儂が殺す」とイキっていた漏瑚が、アニメではサッカーボールにされていました。呪霊の中でも1番まじめで常識人なのに…
でもアニメ版の蓋棺鉄囲山(がいかんてっちせん)が観れて漏瑚好きとしてはとても満足。
バイト先の女の先輩が「五条悟しか勝たん!」と壊れたおもちゃの人形のように言っていてやばいです。速攻で流行りに流されるの可愛いなと思いつつ、
「おれ、桜坂しずくちゃんと結婚するわ」等と言っている自分も同じようなもんか。と自分の言動を顧みたりしました。悪いことは言わない、七海にしとけ(作者談)
2クールあるのでまだ楽しめそうです。
『神達に拾われた男』
君、原作と顔違くない??
癒し枠3、簡単に説明すると、現代社会に疲れたおじさんがショタに転生する話です。
前述の「くまクマ熊ベアー」にも金髪の幼女が登場するので、お互いのキャラクターどっちがどっちか混乱していました。
正に”ぼくのかんがえたさいきょうにやさしいせかい”って感じで、被害者も加害者もいない理想郷のわりに、前世の影響で主人公の苦痛耐性はやたら高い設定はなんなんだ。
はじめは見た目こそショタでも、中身は40代のままだったおじさんが、徐々に中身までショタに侵食されていくのが少し怖いです。
さらにOPの曲名が「優しい世界」なのもかなり不気味です。異世界転生を夢見ているおじさんが、大量の幸福ホルモンを脳と脊髄に注射されて見ている幻覚のような作品です。
『戦翼のシグルドリーヴァ』
「人間を舐めるな化け物」
今季アニメの中でも特に女の子が可愛く、また3バカのノリも大好きです。
あまりにも男に厳しいアニメでシグルリを楽しめる男は高確率でマゾ。
ネームドワルキューレ?プライマリーピラー?ティルヴィング?ヴォンドランデ?
僕はこういう専門用語が多いアニメ大好きなのですが、ただそんな僕でも???となる要素が多く、かなり複雑でした。まぁ女の子可愛いからいっか!というノリで観ていたら気にならんかったけど。
人が割とガンガン死んでいくので暗い雰囲気になりそうですが、男キャラと宮古の明るすぎるおかげでそんなに悲観的にならずに済みます。こういう死んでいった仲間たちのためにもグズグズ言ってる暇はないんだよ!という雰囲気で進んでいくアニメ好きです。
脚本はリゼロでお馴染みの長月先生のようですが、スバルとは対照的に潔く散っていく男達の生き様が良いですよね。特に空将捕のおっさん、散り際があまりにもかわいそすぎる。オーディンに嫌がらせまでされてたし。
ストーリーは粗を探せばいっぱい出てくるんですけど、キャラクターの魅力でいうと今季アニメでもかなり上位で好きです、特に終盤の宮古があまりにも主人公していてとても良かった。話の本筋クラウやオーディンそっちのけで、宮古とアズズばっか気になっていました。
「アズって、本当に泣き虫だよね」(宮古)
「弱虫でごめん……」(アズズ)
「アズは泣き虫だけど、弱虫だったことは一回も無いよ」(宮古)
ここのシーン本当に良かった。
『安達としまむら』
「しまむらを一目見ただけで胸が暖かくなる。さすが私の太陽だ」
原作がライトノベルのアニメらしく、主人公の安達桜(黒髪)と島村抱月(金髪)の語り口調が素晴らしい作品。
僕はこういうポエマーな主人公が大好きでして、夏にやっていた『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている』が完結し、ヒッキーの語りが聞けなくなった事により発生した僕の中のポエム需要をしまむらがいい感じに埋めてくれました。
「私は今を捨てられない。簡単に人は自分を変えられない。私の過去は、茨で繋がっているから、触れるとあの頃の未熟な自分に傷つけられてしまう。それでも、茨に手を伸ばしてみたくなる時だってある。棘が刺さり血を流すことになっても。」
「こう振り返ってみると、私は継続しない。人間関係をほとんど持ち越さない薄情なやつなのかもしれない。けど、私はこう考える。どこまでも共に流れて行くほど、強い関係は滅多にない。運命の川に長く浸れば、絆もふやけてちぎれていくものだと。」
はたしてこんなにポエミーなJKが存在するのでしょうか。いやむしろ、ギャルというのは僕らが思っているよりも案外叙情的な生き物だったりします。
あと、しまむらと会う時に私服を見られたくなくて学校を休んだ癖にわざわざ制服に着替えたり、しまむらに可愛いと言って貰えたからという理由でバイト先の制服であるチャイナ服をデートに着てきたりと、安達のムーブがあまりにも思春期すぎて愛らしいですね。
明らかに超能力を使っている自称宇宙人の少女に対して、しまむらがあまり踏み込んでいかない絶妙なバランスもリアルで良いですよね。彼女達にとっては超能力なんかより、自分達の将来や身近な人間関係の方が大事なのでしょう。
突然始まるノスタルジックな演出もかなり好きです。なんだかんだ今季1番恋愛していたのは『安達としまむら』でしたね。
『キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦』
こちらは異世界”転生”では無いのですが、ファンタジーとしては王道物語。
高度な科学力をもつ軍事国家帝国と星霊を身に宿して魔法を使う国ネビュリス皇庁。敵対する国同士の最強の剣士と次期王女候補が出会い、恋愛関係に発展していく奴です。
主人公のイスカくんがあまりにも良い奴すぎて全く嫌味がないので、ストレスなく見れます。あと中立都市でのエンカウント能力が半端ない。
そしてミスミス隊長とジンくんの関係がめっちゃ良い。「夜中に騒がしいのも立派な犯罪だ…近所迷惑なんだよテメェらは!」とキレておきながら発砲するジンくん好き。
全体的にストーリーもテンプレで進んでいってストレスなく見れたのですが、キャラクターの欲望や思考が一切シナリオに介入しないというか、コイツら性欲とかあんのか?みたいな淡白感はありましたね。戦乱の世はそんなもんなのか。
『池袋ウエストゲートパーク』
「池袋は最高だ」
池袋を舞台にした、カラーギャングを中心に夜の街に溢れるどうしようもない若者たちの日常を描いたアニメ。治安は最悪だが、まだ違法マイクが流通していないだけマシなのかもしれない。
実写版は見た事ないんですけど、これを機に結構見たくなりましたね。なんなら実写の方が映えそうなアニメです。
ちなみに僕は財布とICカードをなくした友達に池袋まで迎えにきてと頼まれ、駅の西口で待っていた所風俗嬢に客と間違えられた、という最悪の思い出があります。悲しいね…
「池袋は最高だ」というフレーズが好きで、どんな悪人も善人も分け隔てなく受け入れる。清濁併せ呑むというのでしょうか。そういう意味で、この作品の言う池袋は本当に最高の町なのでしょう。
『体操ザムライ』
「忍道とは___」
1話から当たり前のように家に違法飼育ギリギリのカラフルな鳥がいるの怖すぎる。しかし舞台は池袋なのでセーフです。カラーギャング集団に精神攻撃マイク、なんだって受け入れる町、池袋は最高だ。
体操ザムライは毎エピソードほんと泣ける話が多いんですよね。
まずは4話「ザムライ娘」、城太郎の引退詐欺のせいで玲がクラスの男子からからかわれる所から話が始まります。玲は調子を取り戻してきた父親の城太郎に、今は体操に集中して欲しくて、自分の事で迷惑をかけないように振る舞うんですよ。
(亡くなったお母さんの分まで自分がお父さん支えなきゃ)
という思い一心で、玲はずっと我慢していたんですよね。その事にレオが気づき、授業参観に行くというお話です。
女優の娘として生まれた玲は皮肉にも強がる演技も一流だった。この後6話の「親子ザムライ」も含めレイチェルの話はほんと良い。
他にもノリが軽いギャル男の滝沢くんが、物語終盤の日本選手権でも「今日はやりますよ…愛の為に」とおふざけ演出が入るシーンも好きです。
誰もがネタキャラだと確信する中、自分の実力を出し切り
「何が愛だ、ばかちんが。うちのクラブに入って13年今日までお前が頑張ってきた証だろ。」
とコーチの天草さんに言わすのは(まったく…お前って奴は………)と無意識に僕も彼を賞賛してしまいました。
体操ザムライはとにかく捨てキャラがいなくて、熱い思いになれる名作です。(べた褒め)
『魔王城でおやすみ』
癒し枠4
この作品の真の魅力は魔王軍の魔物たちの可愛さです。傍若無人なスヤリス姫を誰も傷つけること無く、しかし人質の自覚を持たせるために魔物達が奮闘するアニメという解釈がわかりやすいのかも知れません。
いわば、ラスボスは姫です。
魔王軍がとにかく可愛く、魔王様はもちろんでびあくまやおばけふろしき、4バカなどいちいち表情が豊かで愛らしいです。
初めの頃はスヤリス姫の事をマジで極悪人だと思っていたのですが(それはそれで好きでしたけど)、夏休みの宿題をする回ぐらいから徐々に姫もまたこのRPGシステムの被害者の1人だと言うことがわかり、作中に出てくる精神異常者は、勇者ポジションであるアなんとかくんだけになりました。
そしてOPである『快眠!安眠!スヤリスト生活』は1部のファンから絶大な支持をうけています。一聴してみる価値はあるので、聴いて。
『ひぐらしのなく頃に 業』
こちらも2クールあるので簡潔に。
僕は秋アニメにひぐらしが始まることをきっかけに無印版のアニメを見たので、結末は知っていたのですが、中盤に完全新作である事が発表されてめちゃくちゃテンションが上がりました。昔のアニメ独特のセリフ回しや、キャラクターボイスが現代作画で楽しめるのは嬉しいです。
課題も終わっていないのに、こんなに長文のブログ書いて僕よしよし いい子いい子なのですよ。にぱ~☆
『おちこぼれフルーツタルト』
キララ枠であり、癒し枠その5。(どんだけ癒されてんのコイツ)
このアニメの感想を率直に言うとエロアニメでした。これはエロアニメです。
原作の作者は『ハナヤマタ』の浜弓場双先生で、1部ファンからは愛をこめて"きたないハナヤマタ"と揶揄されていたのは笑いました。作中に常識人が1人もいません。全てノリと勢いで話が進んでいきます。ブロッコブロッコブロッコリー
ライブパートがCGなしで作られていて、少し懐かしさを感じてしまうのもなんか良いですよね。なぜネズミ荘だけにあれだけ変態が集まってしまうのか。その謎を解明すべく、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった━━
(…ここで手記は途切れている)
『魔女の旅々』
「はい、それでは問題です。澄み渡った青空をゆく、そこに人がいたのなら間違いなく誰もが振り返り、ため息をこぼしてしまうほどの美貌の魔女は、いったい誰でしょう?」
主人公である魔女イレイナが、様々な国を旅するお話です。基本的には短編集なので、毎回違う話が展開されていって、1話でAパートBパートで別の話を扱う事もあります。
作風として必ずしもハッピーエンドになる訳ではなく、後味悪めのバッドエンドや鬱エンドの話も結構あります。僕は作者は本当はそういう話が好きなんじゃないかと睨んでいます。個人的に4話「民なき国の王女」や6話「正直者の国」、3話Bパート「瓶詰めの幸せ」などが好きです。
「私が、何かに気づいてしまったら 私の自由な旅が終わってしまうような気がするんです。」
良いですよね。必ずしも良い結果にならなくてもイレイナは自らの旅を楽しんで後悔はしていないんですよね。それが誰よりも自由に生きているように見えて。1番自由なやつが海賊王ってルフィも言っていました。これを機に『キノの旅』も観よう。
『ラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会
「だったら…だったらラブライブなんて出なくていい!」
ラブライブ=人生。
ほんとこのビジュアルがライブで発表されてから、このアニメを待ち続けていました。僕はラブライブがあまりにも好きすぎるせいで、逆に書くことがあまり無いですね。ニジガクだけ感想を分けようかと悩んだぐらいです。
最終話は友達と一緒に見たんですが、あまりの巨大感情にそこからラブライブだけで5時間ぐらい話していました。オタクってキモイね。
個人的にアニメ版といえば、かすみん、りなりー、彼方ちゃんが目立って良かったですね。もう御託はいいよね。とにかくラブライブ虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を見てくれ。
他にも好きなアニメいっぱいあるんですけど、もう無限に感想書き連ねることになるので今季はこの辺で…冬アニメも張り切ってみていきましょう。
〜fin〜