服好きな大学生の僕の手記。

「知ってんのよ、あんたが寂しい時に笑う癖」(日記9月)

こんな日記を見ている暇があるなら早くラブライブスーパースターを見た方が本当は良いんですよね。これは人生のライフハックです。

ラブライブスーパースター

僕は人生で”継続”というものをほとんどした事がないです。部活に入ってもすぐに辞めてしまうし、バイトも何回も変えてきましたし、大学も辞めかけてました。

そんな根無し草のようにペラペラな僕でもどうしてもこれだけは絶対に譲れないというものがあります。その一つがラブライブシリーズなんですよね。ラブライブ=人生と言ってもそこまで過言ではなく、本当に自分の自我同一性に大きく影響を与えているアニメです。青春を捧げてきました。

そんな自分語りはどうでもよく、最近新しいシリーズが始まってそれがめちゃくちゃ面白いんですよね。

去年の秋にやっていた虹学シリーズは言わば番外編というような感じで、運営的にはスーパースターがサンシャインの正当な後継なんですよね。前々からそう言われていたんですけど、今週の8話で確信しました。

王道のラブライブをしていて、何かもう毎週感極まっちゃいます。アイドルアニメってなんで登場人物があんなに自分の人生に対して真摯に生きれるのでしょうか。僕がSNSでへらへらしている間にも彼女たちは自分の夢に向かって走り続ける。

その姿を観測することで自分自身の怠慢さをより自覚できるんですよね。それが悲しくもあり、どこか心地良い。自分は捻じれた自尊心で頭が麻痺しているわけではないんだな。人は見たいように見、聞きたいように聞くと言いますが、鉛のようにドス黒い自意識を自分の中に飼うことで、その湾曲した自己理解を防ぐことができます。そして忘我と現実遊離感を手に入れる。

ラブライブ、関係ないですねこれ。すみません。

ちなみにラブライブ度という数値があるとすればスーパースターの方が虹学より上だと僕は思いますが、虹学は虹学で今までのラブライブとはまた違った良さがあり、神アニメでした。アニメの”良さ”を比べる事は全く無意味という事ですね。

絵を描き始めた

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ひぐらし卒、面白いぜ

液タブを買った事により、1ヵ月ぐらい前から絵を描き始めました。これがものすごく楽しくて毎日のように描き続けています。

僕は元々絵に関しては本当に初心者で、中学生の頃に本気で漫画家になりたかった時期があるんですけど、その時も絵は友達にお願いしていたくらいです。

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マキマさん

これが最初に描いたマキマさん(他人の絵の模写)なんですけど、思ったより自分やれるじゃんという自信がモチベにつながって、調子の良い時は1日に10時間以上も絵の練習をしていました。Twitterでネット友達からも褒められ、フォロワーも少し増えてきました。

別に有名になりたくて描いているわけではないのですが、それでもやっぱり自分の作ったものを誰かに共有できるのは嬉しいですね。逆にFFのフォロワーにブロ解されたりもして少し悲しかったです。(オタクには他人の自己顕示欲を良く思わない硬派な人もいます。正直感覚としては少しわかります)

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これは結構気に入ってるりりむ。

SNOW

SNOW ART WORKS (アートパック) | Studio Mebius, パラダイム, 飛鳥 ぴょん, スタジオメビウス |本 | 通販 |  Amazon

SNOWという美少女ゲームをやりました。

今の時代は”オタク”という存在がプラスとして受け入れられ、昔のオタクは根暗で陰気くさいキモい奴らという雰囲気は無くなってきましたね。誰もがゲームやアニメ何かは当たり前のように見ているし、なんならまるでアクセサリーのようにオタクを自称する人も増えてきました。僕の事ですね。

しかし、オタクにも色々と界隈というものがあり、その一つが18禁ゲームの界隈です。これは主観ですが、誰でもライトに入れるスマホゲームや競技性の高いe-sportsの界隈とは違い、始めるハードルが高い美少女ゲームの界隈は昔のギークでひねくれた元来のオタクの雰囲気が他の界隈に比べて強く残っていると思います。

僕はライトオタクに対して否定的というわけではありませんが、この陰気漂うジメっとした雰囲気が大好きです。なんというかパワーがないというか、暗いんですよね。それが居心地が良い。

最近はオタクコンテンツを共通の趣味として、友達を増やすというのは当たり前に行われている事ですが、こういう暗い雰囲気に触れることで現実から乖離して、幻想に逃避するという僕の原点を思い出すことができるんですよね。ほら、『僕のヒーローアカデミア』でもオリジンを思い出せって言ってたし(ライトオタクっぽい言い回し)。僕はアニメを見るためにアニメを見て、ゲームをするためにゲームをするクラシックなオタクがとてもカッコよいと思っています。

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SNOWの話をします。

僕は雪のない街で青春時代を過ごしてきたので、雪の対して強い憧れとコンプレックスがあります。雪の降る街、出逢った少女、雪が解けるまでに終わる恋。「恋は雪と一緒に溶けていく魔法」と偉い人が言っていました。

SNOWでは認知症になった彼女を介護するというストーリーがあるのですが、

僕「バイト終わったぁ~。よーし!気分転換にSNOWやるぜ!」

↓ 数時間後

僕「うぅ...うぁ...」(泣きながらヒロインを5時間介護する)

という事が何回かあり、本気で精神が崩壊しそうになりました。ゲームは気分転換にやる者という浅い考えを全力で否定してくる重いストーリー、一体何なんだ。

ちなみに日和川旭√のシナリオが一番好きです。好きな人に一番してほしい事はなんでしょうか。という問いに対して、性行為、キス、何気ない会話がしたい等の色々な答えがあるとは思いますが、その中でも「ただ、そばにいてほしい」という答えに行きついたこの√素敵すぎる。こんなん、”答え”じゃん。

おしまい